おはよーございます。

ひいろです。

 

ようやく、編集に慣れてきました。

マーカーとか。

これからは、見やすい記事をどんどん投稿できたらと思います。

 

睡眠を乱す原因

ということで、今日は睡眠のことについて、

あなたの睡眠時間をしっかり確保していますか?

ひいろは、大学院が休みなので、8時間ほど寝ていますが、働いていたときは5時間ほどでした。

 

 

日本人の睡眠時間平均

では、日本人の平均は

1日の平均睡眠時間は6~7時間の割合が多く、全体の35%(男性:35.0%、女性:33.4%)ほど。

6時間も寝ていない割合は、男性:36.1%、女性:42.1%とのこと。

たしかに、女性のほうが睡眠時間が少ないイメージがありますね。

朝ご飯を作る、メイクをする時間があるなど、女性のほうが少ない理由かもしれませんね。

 

また、「ここ1ヶ月間、あなたは睡眠で休養が充分とれていますか。」との質問では、充分にとれていないひとの割合は、20.2%と報告されてます。これは、平成21年から推移でみると、有意に増加しているとのこと。

 

この理由も、スマートフォンの普及やSNS、動画コンテンツの多様化なども原因のひとつでしょうね。

 

参考:平成29年国民健康・栄養調査結果の概要 https://www.mhlw.go.jp/content/10904750/000351576.pdf(令和2年4月18日)

 

では、その睡眠の質を下げてしまう要因は何でしょうか。

 

睡眠の質を下げてしまう要因

スマートフォンの使用

スマートフォンやパソコンから、発せられる光、”ブルーライト”

この、ブルーライトは睡眠の質を低下させてしまいます。

 

ひとが、眠たくなる理由のひとつにメラトニンというホルモン分泌が増加することにあります。

メラトニンは、”概日リズム”といわれ、一日をつくるうえで重要なホルモンです。

日中は、分泌量が抑制され、夜になると分泌量が増加し、眠気を誘います。

朝、起き日光を浴びることで、メラトニンは抑制され、眠くなくなります。朝に日光を浴びると眠たくなくなるのは、これが理由です。

 

しかし、ブルーライトを夜に浴びてしまうと、メラトニン分泌が抑制されます。なので、からだが昼と勘違い。結果、なかなか寝れず、朝起きれないことが挙げられます。

メラトニンは、睡眠中の成長ホルモンの分泌を促す効果もあるので、抑制されると疲労や肌の回復に影響を及ぼしてしまいます。

 

参考サイト:https://kentei.healthcare/info/column/?p=2653

 

ストレス

大学生を対象にした研究では、ストレス反応が高い者は低い者に比べ、

・平日・休日の離床時間が遅く

・平日の睡眠時間が短い

・就床時刻、起床時刻が不規則になる

との報告があります。

 

日中の眠気や居眠りも、ストレス反応が高い群は、低い群に比べ、

・眠気を感じる回数が多く

・眠気を感じる時間も長く

・居眠りする回数も多くなっている

 

とのこと。性差は、男性のほうが、女性よりも居眠りする時間が長いとのことでした。

大学生以外にも、20歳以上の社会人や高齢者についても慢性的なストレス反応は、不眠をはじめ睡眠健康を阻害することが示唆されています

 

参考文献:古谷 真樹, 田中 秀樹, 上里 一郎: 大学生におけるストレス反応と睡眠健康・睡眠生活習慣との関連. 広島国際大学心理臨床センター紀要 3: 33-39, 2005

 

 

食生活の乱れ

脂っこい物(高脂質や高たんぱく)の食事をとり続けていると、食欲を抑える”レプチン”が分泌され、食欲を促進する”グレリン”が減少することで、ホルモンバランスが崩れます。

このホルモンと関連のある”オレキシン”という、ホルモンの分泌が乱れます。

オレキシンは、不足することにより、睡眠と覚醒の状態がコントロールできなくなり、眠気に襲われることが多くなります。

 

脂っこい食事も、考えなければならりませんよね。

では、睡眠不足では生活にどのような影響を及ぼすのでしょうか。

 

睡眠不足が生活に与える影響

睡眠不足で、あらゆる生活の質が下がってしまいます。

文献によると、


・入眠障害、中途覚醒が続くと、高血圧発症の危険率はそれぞれ1.96倍、1.88倍であり、不眠が高血圧症の危険因子である1)

・慢性不眠症者は、産業事故リスクが一般人に比べ7倍高い2)

・交通事故のリスクは、一般人での事故報告率が2%だが、慢性不眠症者では5%を上回る。3)

・不眠により、集中力・記憶・日常の仕事をやり遂げる能力・他者との関わりを楽しむ能力が低下3)

・不眠を呈した者はでは、その後3年間のうつ病発症リスクが4倍である4)

などの報告があります。

参考文献

1)Suka M, Yoshida K, sugimori H: Persistent insommia is a Predictor of hypertension in Japanese male workers. J Occup Health 45: 344-350, 2003

2)Leger D: Public health and insomnia: economic impact. Sleep 23(Supple 3): 69-76, 2000

3)Roth T, Ancoli-Israel S: Daytime consequences and correlates of insommia in the United States: results of the 1991 National Sleep Foundation Survey. Ⅱ. Sleep 22(Suppl 2): 354-358, 1999

4)Breslau N, roth T, Rosenthal L, et al: Sleep disturbance and psychiatric disorders: a lomgitudinal epidemiological study of young adults. Biol Psychiatry 39: 411-418, 1996

 

いかがでしたか?

睡眠不足は病気の発症率や生活の質に悪影響を及ぼします。また、その原因は、ブルーライト、ストレス、食生活の乱れなど、さまざまです。

あなたの日常生活を改めてみると、眠気が減っていくのではないでしょうか?

 

次回は、その対策などをご紹介していこうと思います。

ありがとうございました。

 

 

まとめ

日本人の平均睡眠時間は、6~7時間が最も多い。睡眠で休養があまりとれていない人は、約20%。

・睡眠の質を下げる要因は、スマホやパソコンの見過ぎ(ブルーライト)、ストレス、食生活の乱れが挙げられれる。

・睡眠不足は、生活の質を下げる。(高血圧やうつなどの身体・精神障害のリスクにもなる)

カテゴリー: 睡眠不足

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