おはようございます。

ひいろです。

 

さて、昨日に引き続き大学院をフォーカスします。

昨日は、大学院は大学とどう違うか。どうやって行きたい大学院を探すか?入試方法につてご紹介しました。

本日は、その中の入試で行われる面接についてお話します。

これは、ぼくが実際に受けたときに聞かれた内容や、その当時クリニックの先輩も大学院の受験をしたので、その先輩にも聞いたものも載せます。

 

面接時の部屋・環境

ぼくのときは、大学の授業が行われる教室で行いました。

大きさは、そこまで広くはありません。

面接官は、公平に行うために2人いました。

また、自分の指導教員の先生とは違う先生でした。ひいきする可能性をなくすためでしょう。

ぼくは、椅子(高校の時に使うような机)と椅子に座り、正面に2人の面接官、2人は少し座っている距離をあけています。

 

先生方は、ぼくがとても緊張しているのを分かって下さり、言葉に詰まった時にはうなずいてくれたりしました。最後の会話では、笑いかけてくれるなど場を和ませてくれました。

しかし、全ての大学院ではこうはいかないと思います。

 

面接時に聞かれる内容

研究内容について

自分が、大学院に入りどんな研究をするのか。それを細かく聞いてきます。

願書提出の際に、研究計画について書いたものを提出しなければならないので、面接官は当然知っていますが、大学院ではプレゼン能力つまり、自分で相手にわかりやすく伝えないといけないので、聞かれます。

また、提出した研究計画書よりも簡潔に伝えなければなりません。

相手は、大学院の先生ですが、自分の分野とは異なる先生の可能性もありますので。

 

「この研究テーマを簡単に説明して」

「明らかになることで、どういったところに還元できるの」

「この分野は勉強したことはあるの」

「これに使用する機器は使ったことある」

「この研究を次はどうやって発展させるの」

「この研究を最後までできるのか」

 

最後の質問は、自信があるかどうかを知りたいために、聞いてくるでしょう。

その場合は、自信をもって「はい。自信があります。」と答えましょう。

 

統計や使用する測定機械の詳細には聞いてくることはありませんでした。

そういったことは、大学院で学ぶので。

重要なのは、自分の研究はなぜ必要か。そして、それを相手に熱意を持ち伝えることです。

 

なぜ、この大学院を選んだか

数ある大学院の中で、なぜこの大学院を選んだか。です。

ぼくの時は、研究テーマを膨らませずにと言われました。

ぼくは、願書にこの大学院を選んだ理由を

したい研究テーマ→この大学院の先生を知り訪問した→熱心に教えてくださり、この先生に学びたいと思った→さらに、大学院の環境や設備が最先端である

この順番で書きました。研究については、あとに聞くからあまり膨らましてほしくなかったってことでしょう。

 

今までの研究について

ぼくは、願書に卒業論文と現在投稿中の論文を記載しました。

しかし、両方ともに心理にかかわることだったので、今のした研究とは分野が違いました。そこについて、聞かれましたね。

「卒研の研究テーマが、今のと違うけど、この分野を勉強するのは初めて?」

先ほど、研究計画について聞かれたところに戻るわけです。

ぼくは、もともとその分野を勉強していたので、「学生時代に勉強していたので、初めてではありません。」と答えました。

 

社会人なら、仕事のこと

学部生から上がってくるのなら、この質問はないですが、社会人なら聞かれます。

ぼくは、社会人でしたが社会人入試で入ったわけではなく、一般で入りました。

社会人入試は、その職業を3年働いたら。などの条件が発生します。

しかし、大学院により、ほかの大学院なら1年働いたひとでも社会人入試で入れる場合があります。社会人入試なら、専門問題を免除や英語免除などが発生することがあります。ただ、入試前の特待制度は適応しないらしいです。

 

ぼくは、理学療法士なので理学療法士の業務のこと。そして、理学療法士として働いて、感じたことを今の研究にしたという感じに、研究のところへ繋げました。

 

もしかしたら、学部生なら学生時代のアルバイトや学業、サークルなどに聞かれるかもしれませんね。

 

大学院卒業後の進路

大学院に入り、卒業するときにどの進路に進むかも聞いてきます。

博士課程に進学、企業に就職、留学などいろいろあります。

確定では、なくていいので、どういった道へ進もうか考えたほうがいいです。

「スポーツメーカーに就職したいと考えてますが、まだどこにしようかは検討しています。」

「博士課程に進もうと考えております。」

 

最後に何か言っておくことはある?

最後に、試験官に向けてなにか言うことがあるか聞かれました。

ぼくは、緊張しすぎてて何も言えずに、

「緊張してて、言葉が浮かびません。」と素直に言いました。

今思えば、何か言っておけば良かったと思います。

この大学院受験に向けて頑張ったこと、自分のアピールポイントでも何でもいいと思います。

 

入室時・退室時の基本

入る前にノックを2回か3回。

入る前に「失礼いたします。」

入ってから、扉を閉め(体は扉に対して正面)、「失礼いたします。」そして一礼。

椅子に近づき、「宜しくお願い致します。」

試験官が「どうぞ。」といってから「ありがとうございます。」で着席。

カバンがあれば横に、コートもあるならカバンの上に。

 

終われば、「ありがとうございました。」

立ち上がり、一礼or「ありありがとうございました。」+一礼

扉に近づき「失礼いたしました。」+一礼

扉を開き、「失礼いたしました。」

 

ぼくはこんな感じでした。お作法はもっと詳しく載っているブログがあると思うのでそちらを参考にしていただければと思います。

大学面接で絶対に覚えておくべき入室と退室のマナーを紹介!

 

その他の注意点

面接時は、素直さも大事になってきます。

試験官が自分にはわからない質問をしてきても、テキトーに答えてはいけません。

素直に、わかりませんと言いましょう。

これは非常に大事です。

また、研究内容に突っ込まれて、どう答えたらいいか分からなければ、

「申し訳ございません。そこまで、考えておりませんでした。先生にご指摘いただいた内容を踏まえ、指導教員に相談を仰ぎとよりブラッシュアップしていこうと思います。」

研究では、内容の変更がよくあります。重要なのは、柔軟に対応できるかどうか。

むきになり、「このままします。」というと、試験官は「この子に指導しても意味ないかも。」と思われるかもしれません。

大学院では、研究の方法を学ぶので、自分の都合ばかりを良くしてもダメです。

しっかり、わからない。と伝えるもの重要です。

 

いかがでしたか。

面接の内容は、大学院によって変わりますが、多く共通するところもあるでしょう。

ぜひ、大学院の面接前は、質問される内容を想定し、受け答えできるようにしましょう。

 

まとめ

・試験官は2人~3人。違う分野の先生の可能性もあるため、簡単に研究について説明できるように練習する。

・質問内容は「研究内容」「志望動機」「卒業研究の内容や今までした研究」「仕事や学生時代のこと」「大学院卒業後の進路」など。自分が伝えたいことも考えておこう。

・入退室のマナーを学ぶ。

・面接では、素直に。わからないことや考えていなかったことは、素直に「わからない。」と伝える。

カテゴリー: 大学院面接

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