おはようございます。

ひいろです。

 

緊急事態宣言も解除され、いよいよ授業が再開した学校も多いでしょう。

私の大学院では、ゴールデンウィーク明けからWEB授業が開始していたので、1ヶ月経ちます。

 

リハビリの学生さん、とくに最終学年の方々は、これから実習が再開するのでしょうか。

ぼくの、母校は夏ごろから一応再開する予定らしいです。(あくまで予定です。)

 

ぼくは、2年前に実習が終了しましたが、正直に言います。

「二度と行きたくない。」

正直、長期実習の2回目の実習先が厳しく、課題も多く、夜寝れない。

3時間寝れたら、めちゃくちゃいいほうでした。実習中に、眠すぎて意識が一瞬飛んだりしました(笑)

今思えば、いい思いですが、当時はつらかったです。

そういった経験したぼくが、実習前にやっておくといいと感じたことをご紹介します。

少しでも、実習前の不安を取り除いてくれたら幸いです。

 

病院の下調べ

これは当然ですよね。

実習前に、一番気になるのは「どの疾患の人を担当するのだろう?」か「担当の先生はどんなひとかな?」のどっちかだと思います。担当の先生は、当日行くまでどんな人から分かりませんよね。実習の行く前に電話であいさつすることがありますよね。その時に、担当患者さんを教えていただければ、いいのですが決まっていないこともあります。

 

しかし、その病院の特徴を知れば、どの疾患の人を担当するのかある程度想像がつきます。

そもそも、実習では、整形疾患か脳血管疾患の人を担当するのが多いと思います。

僕も、1回目は脳出血、2回目はTKA、THAの方を担当しました。なので、担当する患者さんは圧倒的に整形疾患か脳血管疾患が多いです。また、国家試験でも疾患学の中でこの2つの疾患が良く出るのがうなずけます。なぜなら、担当することが多いからです。

 

また、その病院がパーキンソン病に力を入れていたり、リウマチの専門医がいて、リウマチの方が良く来るなど、病院のホームページで書いていることが多いです。なので、病院の特徴やどの疾患の有名な先生がいるかなど知らべるとあらかじめ、勉強する内容を決めれます。

 

疾患学特有の検査方法を勉強する

僕、個人の考えですが、ROMとかMMTとかは事前に良く練習するのですが、疾患特有の検査方法を練習していないイメージがありました。

例えば、腸腰筋短縮テストのThomasテストや大腿直筋の短縮を見るElyテストなどです。

それを事前に検査しなければ、そこが自分の治療で改善したか分かりません。評価実習までは、評価するだけでよかったので、あまり気にしませんでしたが、治療実習は自分の治療が効果的だったというのを判断しなければなりません。もちろん、ROMもMMTも大事ですが、疾患特有の検査方法も実施したほうが、考察や統合と解釈で記載しやすいです。

ぜひ、行く前に練習しましょう。

 

リハビリの中止基準を理解する

リハビリの実施では、していいとき、わるいときがあります。

発熱が38.0°で実施してはいけないとか、収縮期血圧が200mmhgも実施してはいけないなど。

リハビリを実施してはいけないのか、実施している途中で中止するか一旦休憩するのか。

患者さんのリスクを考えれば、理解していなければなりません。

アンダーソンの基準(土肥変法)

Ⅰ. 運動を行わないほうが良い場合

  1. 安静時脈拍数120/分以上
  2. 拡張期血圧120mmhg以上
  3. 収縮期血圧200mmhg以上
  4. 労作性狭心症を現在有するもの
  5. 新鮮心筋梗塞1ヶ月以内のもの
  6. うっ血性心不全の所見の明らなもの
  7. 心房細動以外の著しい不整脈
  8. 運動前すでに動悸、息切れのあるもの

 

Ⅱ. 途中で運動を中止する場合

  1. 運動中、中等度の呼吸困難、めまい、嘔気、狭心痛などが出現した場合
  2. 運動中、脈拍が140/分を超えた場合
  3. 運動中、1分間10個以上の期外収縮が出現するか、または頻脈性不整脈(心房細動、上室性または心室性頻脈など)あるいは徐脈が出現した場合
  4. 運動中、収縮期血圧40mmhg以上または拡張期血圧20mmhg以上上昇した場合

 

Ⅲ. 次の場合は運動を一時中止し、回復を待って再開する

  1. 脈拍数が運動時の30%を超えた場合。ただし、2分間の安静で10%以下に戻らぬ場合は、以後の運動は中止するかまたは極めて軽労作のものに切り替える
  2. 脈拍数が120/分を超えた場合
  3. 1分間に10回以下の期外収縮が出現した場合
  4. 軽い動悸、息切れを訴えた場合

 

事前に検査用紙を作っておく

良くメモ帳に検査結果を書くことが多いですよね。

しかし、実際に帰宅してからレポートを書くときに「あれ、ROMの結果どこにあるっけ?」とかなることありませんか?僕は、めちゃくちゃありました。

そこで、自作でもいいので、作っておくことをお勧めします。

ネットでROM検査用紙とか調べたら、出てくるので事前に印刷しましょう。

あと、これを作ると先生に褒められたりします。「お、やる気でてるやん」とか。

 

今のところ、こんなもんです。

また、思いついたら書きます。

実習始まる方は、がんばって乗り越えてください。

 

まとめ

 

・病院の下調べを行い、病院で入院している患者さんや特徴を知り自身が担当しそうな疾患を予想する。

事前に勉強しておく。

 

・ROMやMMTだけでなく、疾患特有の検査方法を勉強する。

・リハビリの中止基準を勉強する。

・検査用紙を作成する。


0件のコメント

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA